・上総掘り発祥の地の石碑と地名の由来
小糸の「上総堀発祥地碑」

小糸の「上総堀発祥の地碑」
鹿野山の東山麓から北山麓へかけての小糸川流域地区には自噴井戸(掘り抜き井戸)が多く
「小糸」の地名の起こりは「小井戸」にあるともいわれ、この地区には「泉」「大井」「大井戸」「深井」など
井戸に関係した地名が多く古くからこの地を潤してきました。
このように小糸地区に掘り抜き井戸が多いのは、地質の構造によるところが大きく、清澄地畳から
南総台地にかけては単斜構造で、地層がゆるやかに北西に傾いており、この地層の中に透水層と
不透水層とがかさなりあっているため、被圧地下水となって北西に流れているそうです。
文化14年に中村糠田の人池田久蔵氏がさく井を始める(君津郡誌)や
大宮寺蔵「突井戸萬記」により、掘り抜き井戸の時代的な経緯と場所が明らかになったことにより
ここ中村上大宮寺山門入口に昭和37年8月小糸町教育委員会により建立されました。

上総堀発祥地
二十一世紀への継承遺産 〜遺産名 小糸の「上総堀発祥地碑」
大宮寺周辺マップ
上総堀の井戸を掘る為のやぐら
お寺さんに残されている突井戸万記には、文政元寅年八月付の
大宮寺住職さん他12戸と、井戸掘り職人とで交わした、取替証文
等興味深い資料が残されて居ります。